「鳥の目を持つ作家 原塚祥吾」 映像上映会

五島在住のアーティスト原塚祥吾さんの作品の魅力や制作の背景を追った映像「鳥の目を持つ作家 原塚祥吾」(19分29秒)の上映会を「けいぷはうす」「Slow Cafe たゆたう。」二会場で開催します。
原塚さんは1995年五島生まれ在住のアーティストです。7歳で自閉症と診断され、現在は市内の就労継続支援B型事業所「けいぷはうす」に通所しながら制作を続けています。主に鉛筆を使った平面作品に取り組んでおり、瞬間記憶能力をもとにした漢字・数字のレタリング、地図や地名などを描いています。これまで、日本国内のみならず、海外の展覧会にも参加されてきました。代表作は小学5年生から取り組んでいる、架空の街を鳥瞰図で描いたシリーズ「繋がってゆく街」です。
本映像では原塚さんの代表作を軸に、これまでの作品や新作を紹介するとともに、その創作の背景に迫ることで、原塚さんの魅力を多角的に捉えることを試みました。また原塚さんを招いた上映会を開催することで、また制作者との交流できる機会を設けれたらと考えています。
ぜひ五島に住むアーティストの魅力に触れていただければと思います。

上映会①けいぷはうす
■とき:2023年1月27日(金)14:30〜
■ところ:社会福祉法人 さゆり会 けいぷはうす(長崎県五島市下大津町343−1
■参加費:無料(お茶菓子付き)
■備考:けいぷはうすとあじさいはうすの利用者さん、スタッフ20人以上参加予定

上映会②Slow Cafe たゆたう。
■とき:2023年1月28日(土)19:00〜
■ところ:Slow Cafe たゆたう。(長崎県五島市東浜町1丁目10−1
■参加費:¥1000(飲食の提供あり)

主催:特定非営利活動法人 BaRaKa
助成:長崎県障害者芸術文化の発表の機会確保事業

<問合せ先>
Slow Cafe たゆたう。(NPO法人 BaRaka)
TEL : 0959-88-9444
E-mail : gotoartinfo@gmail.com

—原塚祥吾—img_shogoharatsuka

199561日生まれ。赤ちゃんの頃から数字・ロゴマークなどに興味を示し、一歳半で初めて書いたものも数字でした。それからひらがな・カタカナ・アルファベットをいつの間にか憶えていました。小さな頃は紙とペンと計算機がおでかけの必需品でした。これをもたせておけばおとなしくしてくれたからです。成長とともに、興味の対象はカレンダー・ピアノ・電話帳・ことわざ・国語辞典・漢字・地図と移っていきました。紙と鉛筆だけはいつも欠かせないものです。(お母さん談)

<出展>
・2007/9  NPO法人アスペ・エルデの会発行の情報誌「アスペハート 16号 アートデザインコンテスト」で優勝。18号(2008年3月)〜44号(2016年12月)まで同誌に掲載
・2011/10「日本感覚統合学会研究大会 in 長崎」に出展
・2012/9 アメリカ自閉症啓発・研究団体「Autism Speaks」に出展。ウェブサイトに掲載
・2013/4 「Get in touch ! 名古屋 世界自閉症 啓発デー アート展」に出展。
2014/08/0609/05 NPO法人 BaRaKa主催「五島 海のシルクロード芸術祭 2014」@たゆたう。(Slow Cafe たゆたう。)就労支援B型事業所 けいぷはうすの協力により初個展(ディレクター 宮脇 浩志)
・2014/8/30  『五島海のシルクロード芸術祭』東京プレイベント @新宿 無何有
・2015 文化庁主催 アール・ブリュット魅力発信事業「アール・ブリュット全国作品調査の対象に選      出。冊子「アールブリュットが繋ぐ」に掲載。

2016/8/69/4  「信濃の国 原始感覚美術祭2016」 麻倉 Arts&Crafts
・2016/9  長崎新聞に取材され、記事掲載
・企画展「ライフワークイズム -日本のアール・ブリュット-」2017 / 02 / 10〜02 / 12(びわ湖大津プリンスホテル コンベンションホール淡海 )
2017/8/59/30  NPO法人 BaRaKa主催「五島 海のシルクロード芸術祭 2017」たゆたう。(Slow Cafe たゆたう。)
・2017/3  日本建築学会 九州支部 研究発表会 ポスター
2018/9/82019/3/10アール・ブリュットジャポネII 」パリ市立アル・サン・ピエール美術館(HALLE SAINT PIERRE
・2018/11/30〜12/2  「ART BRUT FESTIVAL 2018」
・2020/9/5〜12/6 アール・ブリュット2020 特別展 「満天の星に、創造の原石たちも輝く -カワル ガワル ヒロガル セカイ-」@東京都渋谷公園通りギャラリー
・2020/ 11  西日本新聞に取材され、記事掲載
・2022/9/23〜25  「ART BRUT FESTIVAL 2022」@諫早市美術・歴史館

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