石垣を活かしたまちづくり

國學院大学教授( 観光まちづくり学部 観光まちづくり学科)の椎原 晶子氏、福岡教育大学 美術科 講師・石彫家の坂本 浩人氏、五島在住の郷土史家 中村 真由美氏をお迎えして、石垣を活かしたまちづくりの可能性に関するシンポジウムを開催いたします。

2004年に景観法が成立し,また「文化的景観」が文化財保護法の保護対象となり,2008年の「地域における歴史的風致の維持及び向上に関する法律(歴史まちづくり法)」の制定は,歴史文化資源の活用を促進する原動力となってきました。

五島市では「五島列島における瀬戸を介した久賀島及び奈留島の集落景観」で久賀島と奈留島が国の重要文化的景観に選定されています。

五島市の重要文化的景観の価値

地域の景観や古い建物を価値あるものとして守っていくことは未来への投資であると考えます。

五島市は城下町であり武家屋敷の町並みが残っており、武家屋敷には外敵の侵入を防ぐために丸石を使用した独自の石垣が並びます。石垣が防災に役立ち、環境保全に寄与することなどを多方面から考え、自然と文化、町並み保全、環境保全などがまちづくりに寄与することに関してお話しいただきます。


日時
2023年 2月19日(日)14:00-16:00

参加料
無料

|会場
福江文化会館 会議室(五島市文化会館 2階)
地図などは一番最後に書いてあります。

お願い
感染症対策として、マスク着用でご来場をお願いいたします。

お問い合わせ
特定非営利活動法人 BaRaKa(Slow Cafe たゆたう。内)
TEL : 0959-88-9444    
E-mail : tayutau510@gmail.com

|主催|
特定非営利活動法人 BaRaKa


登壇者

坂本浩人
Hiroto Sakamoto

福岡教育大学 美術科講師・石彫家

武蔵野美術大学彫刻科卒。
地形と植物に興味があり彫刻に植物を題材とすることが多かったが、それを育んでいる地下の構造の大切さに気づき、地下の環境改善に目覚める。
新上五島町 有川港 鯨のモニュメント 他、彫刻作品設置多数。

椎原 晶子
Akiko Shiihara

國學院大学教授
観光まちづくり学部 観光まちづくり学科

特定非営利活動法人たいとう歴史都市研究会理事長、國學院大学観光まちづくり学部教授、株式会社まちあかり舎・あたりアルス株式会社・晶地域文化研究所代表。地域プランナー、技術士(建設部門・都市及び地方計画)。1989年東京藝術大学大学院環境造形デザイン修士課程修了、株式会社山手総合計画研究所にて横浜の都市デザインに関わる。2000年同大学院博士課程単位取得満期退学、同大学院非常勤講師等を経て現在に至る。在学中より谷中・根津・千駄木のまちづくりに関わり、1989年「谷中学校」設立に参加、「芸工展」などを企画。NPOや会社において、明治大正昭和の建物を再生活用し、まちに開く企画運営に携わる。昭和の三軒家再生「上野桜木あたり」にて2015年グッドデザイン賞。谷中地区まちづくり協議会にも参加。主な著書に『路地からのまちづくり』(共著2006年、学芸出版社)、『東京文化資源区の歩き方』(共著 2016年 勉誠出版)など。

中村 真由美
Mayumi Nakamura

郷土史家

1953年 長崎県五島市に生まれる。
五島観光歴史資料館勤務(学芸員 -古文書学・城郭史・方言学)退職後、郷土史家
五島市文化財保護審議委員・五島市「昔話交流会」副委員長・五島の方言を研究する代表
日本城郭会会員
著書:「福江城跡」「日本の城 94号(福江城について)」


片岡 優子
Yuko Kataoka

ファシリーテーター

特定非営利活動法人 BaRaKa 代表理事
Slow Cafe たゆたう。代表
長崎県五島市に生まれる。


会場地図

福江文化会館 会議室(五島市文化会館 2階)
住所:長崎県五島市池田町1−2
電話 :0959-72-2161

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